クラウドとは？クラウドの特徴と種類をご紹介

by webassist · 2019年6月26日

近年ではインターネットがインフラとなっており、その中でクラウドという仕組みが普及しています。クラウドはデータを管理したり、共有したりするのに便利なツールでビジネスでも使用されています。

では、クラウドとは何なのでしょうか？そこで今回は、クラウドについて解説しつつクラウドの特徴と種類についてご紹介していきます。この記事を読むとクラウドを利用してみたくなりますよ。

1、クラウドとは？クラウドの仕組みを解説
2、クラウドの特徴と種類
3、まとめ

1、クラウドとは？クラウドの仕組みを解説

近年、クラウドサービスが多く登場していますが、そもそもクラウドとは何なのでしょうか。クラウドは「クラウドコンピューティング」のことをいい、コンピューターの利用形態の1つです。

インターネット上のサーバーが提供するサービスを、利用者はインターネット環境があれば利用することができるので、さまざまなサービスで導入されています。

クラウドはインターネットが普及してから需要が高まっており、ユーザーがスマホでもパソコンでもインターネット環境があれば利用ができるので利便性が高いと評価されています。

具体的には、クラウド上で写真やテキストデータを保存できるサービスなどが有名ですが、データをインターネット環境で保管できる点や端末のデータ容量を圧迫しない点が注目されています。

最近では、クラウドサービスを中心に提供している企業もあり、今後もクラウドサービスが増加していくことが予想されています。

2、クラウドの特徴と種類

近年、クラウドはさまざまなサービスに導入されており活用されるケースも増えていますが、クラウドの特徴や導入するメリットは何なのでしょうか？そこでここからは、クラウドの特徴と導入するメリットをご紹介していきます。

2-1、利便性が高い！クラウドの特徴

クラウドはインターネットの普及に伴い、需要が高まっておりさまざまなサービスに導入されています。そんなクラウドの特徴は以下のものがあります。

【クラウドの特徴】

インターネット環境があれば端末を問わず利用可能
大容量のデータでも所有している端末の容量を必要としない

クラウドの大きな特徴は、インターネット環境があれば端末を問わず利用できるという点です。クラウドはインターネット上に存在するサーバーなので、インターネットに接続できれば端末を問わず利用できます。

例えば、外出先で急遽資料を閲覧したい場合でも、クラウドに資料のデータを保存しておけば閲覧することが可能です。また、スマホでもパソコンでも閲覧できるので利便性が高いです。このように、インターネット環境があれば利用できるという点は特徴です。

また、大容量のデータでも所有している端末の容量を必要とせずに保存できる点が大きな特徴です。通常であれば大容量のデータを所有している端末（スマホやパソコン）で保管していると、データ容量を必要とします。

端末のデータ容量には限度があるため、大量のデータは管理が難しいです。そんなときにクラウドを利用すれば、端末のデータ容量を使用することなくデータを保存することができます。

2-2、クラウドの種類

クラウドを活用したサービスはたくさんありますが、クラウドサービスには大きく分けて3つの種類があります。そのクラウドサービスの種類は以下の通りです。

【クラウドサービスの種類】

SaaS[サース]（Software as a Service）
PaaS[パース]（Platform as a Service）
IaaS[イアース]（Infrastructure as a Service）

SaaSは、インターネット上で提供される電子メールや顧客管理といったソフトウェアを提供するサービスのことをいいます。クラウド上のサービスを利用するので、ソフトウェアをダウンロードする手間がかかりません。SaaS型クラウドサービスの代表的なものには、「Google Apps」や「Office 365」などがあります。

一方、PaaSはSaaSで提供されるソフトウェアの開発環境を提供するサービスのことをいいます。サーバーやOSなどの機能を利用できます。主なサービスには「Google Cloud Platform」やAmazonの「AWS」などがあります。

IaaSは、記憶装置やネットワーク機器などのインフラを提供するサービスで、データーベース構築などユーザーで設定しなければならない部分があります。主なサービスとしては、「Google Compute Engine」や「Bluemix IaaS」などがあります。

このように、クラウドサービスには種類がありそれぞれ異なったサービスになります。