クラウドの活用法!クラウドサービスの一覧をご紹介
インターネットが普及するとともにクラウドサービスも多く提供され始めました。クラウドサービスはクラウドの良さを活かしてデータの保存や業務の効率化を可能とするサービスのことをいいます。
では、クラウドサービスにはどんなものがあるのでしょうか?そこで今回は、クラウドサービスの種類とクラウドサービスの一覧をご紹介していきます。
この記事を読むと、クラウドサービスとは何かが分かり利用したくなりますよ。
1、知っておきたいクラウドサービスの種類

クラウドを活用したサービスはたくさんありますが、クラウドサービスには大きく分けて3つの種類があります。そのクラウドサービスの種類は以下の通りです。
【クラウドサービスの種類】
- SaaS[サース]
- PaaS[パース]
- IaaS[イアース]
SaaSはアプリケーションやソフトウェアを提供するサービスです。SaaSの中には、インターネット上でメールを管理できるサービスやテキスト・写真・動画などのデータを管理できるオンラインストレージなどが含まれます。
PaaSは開発環境を提供するサービスのことをいいます。PaaSは開発を行う企業で特に活躍するサービスで、導入することで開発作業をスムーズに行うことができるようになります。
IaaSはサーバーや記憶装置などのインフラをインターネット経由で提供するサービスです。IaaSの特徴として自由度が高い点があり、自由にカスタマイズできます。一方で、代わりに管理が難しいという面もあります。
2、クラウドサービスの一覧をご紹介!

クラウドサービスの種類について解説しましたが、現在さまざまなクラウドサービスが提供されています。そこでここからは、クラウドサービスの一覧をご紹介していきます。
2-1、データの保管に便利!【オンラインストレージ】
クラウドサービスとして「オンラインストレージ」というものがあります。オンラインストレージは、テキスト・画像・動画・PDFなどさまざまなデータをインターネット上に保管できるサービスのことです。オンラインストレージサービスはさまざまな会社が提供しているので知っている方も多いのではないでしょうか。
オンラインストレージはクラウドストレージともいわれ、初期費用が安く導入しやすいことから利用者が増加しています。ちなみに、オンラインストレージの特徴としては以下のものがあります。
【オンラインストレージの特徴】
- データを共有・編集しやすい
- 端末のデータ容量を使用しないでデータが保管できる
- 初期費用が少ない
オンラインストレージは、大容量のデータでも保管することができます。オンラインストレージには無料版と有料版がありますが、無料版では保存できる容量が制限されています。
しかし、有料版では容量を増やすことができるため、大容量のデータでも保存可能です。また、保存しているデータはインターネット環境があればどこからでも閲覧・編集できるので非常に便利です。
2-2、社内での情報共有ができる!【グループウェア】
クラウドサービスには、「グループウェア」というものがあります。グループウェアとは、スケジュールやタスクをインターネット上で共有し管理したり、コミュニケーションを行い業務の効率を上げるサービスのことをいいます。
具体的には以下のような機能がグループウェアに分類されています。
【グループウェアの機能】
- 電子メール機能
- スケジュール管理機能
- 会議室予約機能
- ファイル共有機能
- 掲示板機能など
このように、グループウェアは業務を円滑かつ効率的に行うためのサービスです。スケジュール管理をしっかり行うことで業務を計画通りに効率的に進めることが可能となります。
また、掲示板などに社内で共有したい情報を掲示することで、簡単に社内で情報を共有することができ、非常に便利な機能です。こうしたグループウェアの機能は、クラウドサービス以外でも提供されていますが、クラウドサービスであることで簡単に共有することができ、いつでも閲覧できるというメリットがあります。
2-3、面倒な事務作業を効率化!【バックオフィス】
クラウドサービスの中には面倒な事務作業を効率化する「バックオフィス」に関連するサービスがあります。バックオフィスとは、経理や人事、法務など一般的に事務作業といわれている業務のことです。
バックオフィスの業務は多岐にわたり、勤怠管理・人材管理・経費管理・法務などしっかりと管理しなければいけないので、作業量は多くなります。
そんな中で、バックオフィスに関連するクラウドサービスを利用することで、作業効率を上げることができます。例えば、以下のような分野のクラウドサービスが提供されています。
【バックオフィスに関連するクラウドサービス】
- 請求書発行
- 経費計算
- 給与計算
- 勤怠管理
- 採用管理など
このように、さまざまな業務に関するサービスが提供されています。クラウドサービスを導入することのメリットとしては、勤怠管理では今まで勤怠表などに書き込んでいたものを、スマホやパソコンで簡単に提出できるようになりますし、管理も簡単になります。
また、会計についても経理や簿記の知識がなくても数値を打ち込むだけで仕分けを行ってくれるサービスがあります。このように、バックオフィスに関連するクラウドサービスは面倒な事務作業を効率する効果が期待できます。
3、まとめ
ここまでで、クラウドサービスの内容を一覧でご紹介しました。クラウドサービスと言ってもデータを保存・管理するものから、事務作業を効率化するものまでさまざまな種類があります。
クラウドサービスの導入を検討するときには、どんな機能が必要か考えたうえで導入すると良いのではないでしょうか。